2007-12-24

07.12.24 旭岳・天女(+姿見)

フカフカの雪を楽しむには天女が原が一番!雪の帽子を被ったエゾマツの森を縫って歩けば、クリスマス気分も盛り上がるというものです。





天候:快晴のち曇り
気温:-11.4 ℃
風速:E 2.8 m/s(平均)



参加者:笹本さん・杉原さん
ガイド:土栄



行程
09:50 姿見駅 発
11:11 姿見の池 着
11:29 姿見駅 着
     お昼
12:11 姿見駅 発
14:17 ワサビ山
15:20 ビジターセンター 着



所要時間:5時間30分
歩行距離:6.8km
累積標高:+ 158 m / - 659 m



山行の様子

天気予報からして全く期待していませんでしたが、なんとこの青空!思わずロープウェイに乗り姿見を目指すことにしました。

姿見駅を出ると、当麻岳・安足間岳がくっきりと間近に。

逆を向けば十勝連峰が遠くに霞んで。

そして目の前には旭岳。ありがたやありがたや。

昨日頑張ってつけた足跡をたどって、楽々姿見の池を目指します。

青空を背景に雪の坂を駆け下れば、そこは姿見の池。

雪の上に寝転がってゆったりリラックスしましょう。

駅舎でのお昼休憩の後、“滑走禁止!”を乗り越えて。だってスノーシューだもーん。

天女の森の神秘的なダケカンバ。枝がぐるりっと巻いているのがわかりますか?


最後は当然尻滑り!気持ちよく滑り降りて、これで今年も年が越せます。

2007-12-23

07.12.23 旭岳・姿見

スノーシューツアーの大定番ともいえる姿見コース。今日は最高の天気に恵まれました。





天候:快晴のち晴れ
気温:-1.0 ℃
風速:E 0.3 m/s(平均)



参加者:金田さん・原田さん・福永さん
ガイド:土栄



行程
10:10 姿見駅 発
11:27 姿見の池 着
11:55 姿見駅 着
     お昼
12:45 姿見駅 発
14:50 ビジターセンター 着



所要時間:4時間40分
歩行距離:6.0km
累積標高:+ 123 m / - 623 m



山行の様子

ロープウェイを降りるとそこはもう高山帯。旭岳に向かって歩き出します。旭岳は噴煙に隠れているようですが・・・

当麻岳・安足間岳方面には真っ青な空が広がっています。これは旭岳の姿も期待できるかな?

しばらく歩いていると、はいはい、見えてくれました!旭岳!いよっ待ってました!

山頂を拝みながら歩いていくと、やがて姿見の池に出ます。夏には当然入れない池の上ですることといえば。

ごろんと雪の上に寝ころんで山頂を見上げる!ぽかぽか陽気でこのままお昼寝したいほど。

雲一つ無い紺碧の空に雪のオブジェ。大雪山愛の鐘が全身に雪をまとっています。

誰も歩いていない雪原に足跡をつけるこの喜び。どこを歩いてもいいんです。

お昼は駅舎でぬくぬくと。これだけ天気がいいと、お外で食べたい気もしますが。

お弁当食べて元気が回復したら、後半戦の開始です。ロープウェイを使わずに歩いて下ると、高山帯から樹林帯へと風景が変わるのがわかります。雪化粧したダケカンバの林。

最後はエゾマツ林を抜けて。高山帯の景色と樹林帯のふかふか雪を存分に楽しめました。

2007-12-22

07.12.22 コンパス講習会(基礎)

コンパスと地図を使ったナビゲーションの練習には冬が一番!毎冬恒例のコンパス講習会です。今回は基礎編。







天候:曇りときどき雪



参加者:横山さん
ガイド:土栄



行程
09:50
 ~  座学
10:30
 
11:10 ロープウェイ駅 発
12:37 ワサビ沼 着
13:07 ワサビ沼 発
13:40 ビジターセンター 着



所要時間:2時間40分
歩行距離:3.1km
累積標高:+ 113 m



山行の様子

開館直後の冷え切ったビジターセンターで、まずは基本のお勉強から。

しっかり理解したら、外へ出て実践してみましょう!スノーシューを履いて・・・

さっき覚えた通りにコンパスを使って・・・進むべき方向を定めたら。

さあ、いざ分け入ろう深い深い雪の中へ。

スノーシューを履いていてすら、この埋まり具合。これ、別に座っているわけではありません。きちんと立っているのですよ。大変ですけど、ここが頑張りどころ!

やがて雪原の向こうに見えてきたのは・・・もしかして沼?

そうです、ワサビ沼です!無事に到着、お疲れさまでした。これでコンパスの扱いは完璧ですね?

行きはあんなに苦労して歩いてきたのに、帰りは圧雪されたクロスカントリーコースを通ってらっくらく、なのです。

2007-11-10

07.11.11 石垣山(525.1m)

今年の夏山締めは石垣山。旭川に近く標高が低いこの時季に最適の山です。




天候:曇り一時雨
気温:9.0 ℃
風速:0.0 m/s(平均)



参加者:進藤さん
ガイド:土栄



行程
09:10 登山口 発
10:52 石垣山 着
11:12 石垣山 発
12:19 登山口 着



所要時間:3時間09分
  登り:1時間42分
  下り:1時間07分
歩行距離:4.4km
累積標高:+ 412 m
歩数:5601歩



山行の様子

登山口は発電所の脇。こういう雰囲気の登山口はちょっと珍しいかも。

すっかり種を出し切って空になったオオウバユリに晩秋を感じます。

30分ほど落ち葉の道を登ると眼前に現れる岸壁。

ここからしばらくは岸壁の基部を歩きます。

見上げる岩は迫力満点。所々にクライミング用の支点やロープが残されています。ここをよじ登る人がいるんですね。

そして突然の「九合目」の標識。一合目から八合目までは一つもなかったのに・・・。

九合目からぐいっと一登りして岸壁の上に出ます。そこからの眺めは・・・

眼下の石狩川。

真正面には、冬にスノーシューで登る中愛別岳。

三角点のある本当の山頂へは行かず、事実上の山頂「見張りの岩」へ。ニセイカウシペはまだ雲に隠れきらず姿を見せてくれました。下りはのんびりじっくり最後の夏山を慈しむように。

07.11.10 マチネシリ(1002m)

催行人数に達せずツアー中止

2006年10月30日 マチネシリ山頂から日本海に浮かぶ雲を見る

2007-11-07

07.11.07 隈根尻山(971.4m)

アイヌ語で「物乾し棚のような山」という意味のクマネシリ。その名の通り、棚のように長く平らに続く稜線を歩きます。




天候:曇りのち晴れ
気温:7.7 ℃
風速:S 2.0 m/s(平均)



参加者:金田さん
ガイド:土栄



行程
07:48 登山口 発
09:06 浦臼山 着
10:43 樺戸山 着
11:27 隈根尻山 着
     お昼
11:55 隈根尻山 発
12:32 樺戸山 着
13:54 浦臼山 着
14:58 登山口 着



所要時間:7時間10分
  登り:3時間39分
  下り:3時間03分
歩行距離:16.1km
累積標高:+ 1473 m
歩数:24697歩



山行の様子

砂防ダムから始まる登山。浦臼山を越えるまで、寂れた林道歩きが続きます。

厚い雲に覆われていた空から陽光が差し込み、見る間に晴れていく様子は圧巻でした。

浦臼山まで行ってようやく見える隈根尻山。ここから長い尾根歩きがはじまります。

笹とダケカンバの尾根はゆるやかに起伏を繰り返し奥へ奥へと。左右の展望も効き、気持ちよく歩くことができるのです。

樺戸山から見る隈根尻山はどっしりと落ち着いた山容。山頂までは、一旦下って登り返しが待っているのですが・・・

この区間がとにかく酷い!急斜面はずるずる滑り、その上、丈2m以上はあろうかという笹藪漕ぎ。ほとんど廃道寸前です。

なんとか藪を抜け出せば、隈根尻山山頂はもうすぐそこ。

山頂からは360°の展望が広がっています。札幌方面は遠く霞んで、

ピンネシリ・マチネシリは近くにくっきりと。この季節としては格段に暖かい気温の中、ゆったり休憩してきました。

行きには暗い色をしていたカラマツが、帰りには陽光を浴びて黄金色に輝いていました。ここまで来れば登山口はもうすぐそこ。