2007-03-31

07.03.31 中愛別山(817.8m)

山頂までの広く緩い稜線が心地よい中愛別山。山楽舎BEARのツアーでは初めて行く山です。




天候:曇りのち晴
気温:5.3 ℃
風速:S 0.7 m/s



参加者:小野さん・笹本さん
ガイド:土栄



行程
09:14 登山口 発
10:16 休憩地点 着
11:57 中愛別山 着
     お昼
12:36 中愛別山 発
13:35 休憩地点 着
14:44 登山口 着



所要時間:5時間30分
  登り:2時間43分
  下り:2時間12分
歩行距離:7.7 km
累積標高:611 m



山行の様子

林道や作業道をたどれば、ほとんど急登なしで山頂に立つことができるのがこの山の良いところ。広めの尾根を詰めます。

雲の中始まった今日の山行、山頂直下ですっかり晴てくれました。あたたかな陽光が気持ち良い!

樹氷に飾られた木々や、

あじさいを愛でつつ。

開けた山頂まであと一登り。

そして来ました、

中愛別山へ。まるでこの山の上だけ晴れているかのように、雲がぽっかりと無くなりました。周囲の山の展望はお預けでしたが。

下山時にはほとんど快晴といって良い天気に。

ついに大雪山まで雲から顔をのぞかせます。


離れてみるとほんの低山なのですが、なかなか奥深い好山でした。

2007-03-25

07.03.25 旭岳・天女が原

昨日に続き今日もコース変更があり、姿見をまわる予定が天女が原を歩くことになりました。針葉樹の森にはいろいろな遊び道具が待っていましたよ。




天候:曇りのち小雨
気温:6.0 ℃
風速:S 1.6 m/s



参加者:岩本さん・志子田さん・原田さん
ガイド:土栄



行程
10:38 山麓駅 発
11:46 展望台1 着
     お昼
12:14 展望台1 発
12:54 ダケカンバ 着
13:22 展望台2 着
13:57 カモ沼 着
14:15 ベアモンテ 着



所要時間:3時間37分
  姿見:1時間08分
  下り:2時間01分
歩行距離:4.6 km
累積標高:220 m



山行の様子

旭岳は雲に隠れていたものの、予報よりも悪くない天気。こんな日の姿見もなかなか良いんですよねえ・・・って、ロープウェイ運休!?

いたしかたありません。今日は高山帯はあきらめて麓の森を楽しむことにしましょう。春の気配を醸し出しつつある針葉樹の中へ分け入ります。

標高1400mにして気温6度と、3月にしてはべらぼうに暖かいこんな日は、雪だるまづくりにぴったり。三段重ねに耳までつけて。小さな目鼻がキュートです。

木の上にこんもりときのこのように積もった雪を、みんなで力を合わせて落とします。ストックで押したり切れ込みを入れてみたり。それでもだめならノコギリも出しちゃいますよ。

絶景の展望台1でお昼ご飯。ああ、なんて素晴らしい景色!

お昼休憩の間に どんどん雲が下がってきて、しまいには深い霧につつまれてしまいました。神秘的。

霧の中から現れたのは、不思議な枝をしたダケカンバ。どういう歴史を経てこんな奇妙な枝振りになるのでしょう。考えると楽しくなってきます。


絶景の展望台2・・・。景色はまた次の機会ということで。

2007-03-24

07.03.24 旭岳・姿見

あまりにも空が晴れ渡り山が美しく見えているので、今日はコースを変更して旭岳を間近に望む姿見の池めぐりをしてきました。




天候:快晴
気温:- 3.8 ℃
風速:S 3.3 m/s



参加者:佐々木さん・佐藤さん
ガイド:土栄



行程
10:40 姿見駅 発
11:32 姿見の池 着
12:10 姿見駅 着
     お昼
12:40 姿見駅 発
14:00 巨木 着
14:17 山麓駅 着



所要時間:3時間37分
  姿見:1時間30分
  下り:1時間37分
歩行距離:5.7 km
累積標高:+122 m / -617 m



山行の様子

ロープウェイ乗場では晴れ晴れとした山頂の様子が映し出されています。出発前から期待で胸がふくらみます。

山頂駅を出ると目の前に広がる旭岳。積もったばかりの雪で真っ白な山へ向かいましょう。

夏には近寄れない噴気口。音を立てて湧き上がる蒸気に山の力強さを感じて。

夏には入ることのできない姿見の池。雪の中に寝ころんで旭岳を仰ぎ見て。

一旦駅舎に戻ってお弁当を食べたら、こんどは森に向かって下ります。

春の雪は尻滑りに最適ですよ。するーっと楽しましょう。

針葉樹の森、青空の下、大木を縫って。

ふた抱えもあるような巨木から元気になる何かを分けてもらってます。ぎゅーっ。


気持ちよく最後まで快晴の下の旭岳。こんなにお天気に恵まれて良かった良かった。

2007-03-21

07.03.21 噛伊尻(577.4m)

神居尻でもなく神威尻でもなくカムイシリですらなく“噛伊尻”。こんな当て字あり?という山が実は展望の名低山なのです。




天候:晴れ時々雪
気温:2.8 ℃
風速:W 0.6 m/s



参加者:笹本さん・原田さん
ガイド:土栄



行程
09:00 タカス峠 発
09:48 380m 着
10:45 噛伊尻 着
     お昼
11:22 噛伊尻 発
12:45 タカス峠 着



所要時間:3時間45分
  登り:1時間45分
  下り:1時間23分
歩行距離:5.9 km
累積標高:381 m



山行の様子

出発はタカス峠から。右見て左見てもう一度右を見て車道を渡り、雪の世界に突入します。

今日もスノーモビルの跡があるけど気にしない。だってこんなに青い空。予報では崩れるようなことを言っていましたが。 こっちには頼りになる晴女・晴男がついているのです。

あまり特徴のない山頂は登路からはほとんど見えません。たまに木の間からのぞけるくらい。

スタート直後からずっと尾根をたどります。ときおり振り返ると塩狩峠付近の山が望めます。

山頂へ最後の登り。疎林の緩斜面の先に広い山頂が待っています。

特に山頂らしくもない山頂。標識もありません。左右をきょろきょろ見回して、一番高そうなところを山頂として、そこに陣取りお昼にしましょう。

ここまで来て、残念ながら雪雲がかかってしまいました。こっち方向には大雪山が見えるはずなのですが・・・。

まあ、他に楽しいことは沢山ありますから、気を取り直して下りましょう。キツツキが開けた穴をまじまじとのぞき込むご一行。大きな穴が空いていると思ったら、やっぱりクマゲラがいました。木から木へけたたましく鳴きながら。たまに見るとやはり嬉しいものです。


すっかり下って、タカス峠に到着したところで、また晴れてきました。この晴れを、なぜ山頂で見せてくれないのよ。よよよ。

2007-03-18

07.03.18 那英山(819.2m)

美瑛・中富良野・芦別の市町境を成す那英山。大雪山の展望に優れた山として知られています。




天候:雪
気温:-4.0 ℃
風速:N 0.4 m/s



参加者:大島さん・佐藤さん・長谷川さん
ガイド:土栄



行程
09:05 登山口 発
09:58 516m 着
11:19 那英山 着
     お昼
12:05 那英山 発
12:25 516m 着
13:10 登山口 着



所要時間:4時間05分
  登り:2時間14分
  下り:1時間19分
歩行距離:7.6 km
累積標高:473 m



山行の様子

スタート地点は美瑛と上富良野の町境から。 一段登ると、

真っ白な平原が広がります。ちゃんと方向を見定めて行きましょう。

しばらく行くと尾根に取り付きます。点々と境界標がうってあり、山頂までほぼこの境界に沿って進むことになります。

天気:雪。 湿り気のある雪がびちょびちょと顔にあたります。薄く太陽は出てはいるのですが・・・。

登って平ら、登って平らを繰り返し、ようやく見えた那英山。ここからの一登りがきついのです。

そして山頂。

最後の登り。よっこらしょ。

なかなかの高度感です。ガスに隠れた山麓を見下ろしながら達成感にひたります。

風を除けるため、少しくだってお昼にしましょう。

下りは雪の感触を楽しんで。