2007-05-27

07.05.27 後旭岳(2216m)

夏道がないため、雪のある季節にしか登れない後旭岳。北海道4位の標高を誇る山でもあります。




天候:晴れのちガス一時雪のち晴れのち曇り
気温:0.8 ℃
風速:NE 4.9 m/s



参加者:工藤さん
ガイド:土栄



行程
09:15 姿見駅 発
09:32 姿見の池 着
11:23 ニセ金庫岩 着
11:41 旭岳 着
12:15 後旭岳 着
     お昼
13:35 後旭岳 発
14:02 ニセ金庫岩 着
15:02 姿見の池 着
15:17 姿見駅 着


所要時間:6時間02分
  登り:3時間00分
  下り:1時間42分
歩行距離:7.3km
累積標高:+ 852 m



山行の様子

朝の旭岳。山頂部は雲に隠れていますが、青空も覗きまずまずの天気と言えるでしょう。これからもっと良くなることを期待しましょう。

ところが登り始めるとすぐにガスの中。雲が下がってきたようです。旭岳山頂に着いてもご覧の通り真っ白。

そして目的地、後旭岳もこの有様。風も強くなってきました・・・。とりあえずお昼でもいただきましょうか・・・。

30分ほどたった頃、若干ガスが薄くなったような気がしました。晴れるのを我慢強く待ってみることにしたところ、それが大当たり!しばらくすると一気に視界が開けました。みるみるガスが晴れていく様子は劇的・感動的。

トムラウシもばっちり見え。

さっきはガスの中だった旭岳も。

熊ヶ岳だって。

白雲岳も。四方に山景色。ガスの向こうにこんな素敵な風景が隠れていたなんて。

帰り道、旭岳に登り返す途中、後旭岳の姿。いい山でした。

登りには見えなかった旭岳の山頂も、青空をバックにばっちり見てきました。

2007-05-26

07.05.26 三頭山(1009.1m)

催行人数に達せずツアー中止

2006年5月27日 三頭山8合目付近の残雪を下る

2007-05-20

07.05.20 神居尻山(946.7m)

1000m弱の低山でありながら、絶景の尾根周遊を楽しめる神居尻山。個人的に夏のベスト低山です!





天候:曇りのち晴れ
気温:9.0 ℃
風速:W 3.6 m/s



参加者:笹本さん・進藤さん・細川さん
ガイド:土栄



行程
08:16 駐車場 発
09:34 ベンチ1 着
10:54 神居尻山 着
     お昼
11:35 神居尻山 発
12:47 ベンチ2 着
14:32 駐車場 着



所要時間:6時間16分
  登り:2時間38分
  下り:2時間57分
歩行距離:9.3km
累積標高:+ 982 m



山行の様子

曇り空の中の出発。一部に青空がのぞいているので、これが広がってくれることを期待しつつ、出発。登りはBコースを使います。

いきなりの急登はときおりロープを頼りにしながら。

よくよく探すと、足下にはオクエゾサイシンが咲き乱れ。自らの葉に隠れるようにひっそりと咲く花です。

約1時間で尾根に登り着きます。広がる景色、待ち受ける山頂。ここからしばらくは左右に広がる景色を楽しみながら。ゆるゆると山頂を目指します。

山頂に近づくに連れ、流れていく雲・広がる青空。そしてこの絶景。正面に暑寒別の山々。

反対側にはピンネシリ。

下山はAコースを使って。まったく雪の無かったBコースと比べ、こちらはまだところどころに残雪が見られます。ピンネシリへの分岐から振り返って神居尻山。

雪の上から眺める景色は・・・

青空の下、残雪を戴く暑寒別の山。浜益岳・群別岳・暑寒別岳・南暑寒岳が仲良く立ち並んでいます。


ダケカンバの尾根道を下る気持ちよさ。行く手にずっと暑寒別が見えているのですからなおさらです。

2007-05-19

07.05.19 黄金山(739.5m)

浜益にある個性的な岩山は、実は花の名山でもあります。大雪山が雪に覆われている5月に、早々とお花見物といきましょう。




天候:小雨時々雲
気温:6.0 ℃
風速:NE 2.0 m/s



参加者:今村さん・岡田さん・工藤さん・藤田さん・山口さん
ガイド:土栄



行程
08:25 登山口 発
08:51 旧道分岐 着
10:25 黄金山 着
10:45 黄金山 発
11:13 
     お昼
11:48 
12:31 旧道分岐 着
12:53 登山口 着



所要時間:4時間28分
  登り:2時間00分
  下り:1時間33分
歩行距離:3.9km
累積標高:+ 550 m



山行の様子

小雨降る登山口。こんな日は屋根の下で準備できるのがありがたいもの。さて、お花の咲き具合はどのくらいでしょう?

まず現れたのはザゼンソウ。登山道に背中を向けているものが多かったなか、唯一顔を見せてくれていました。

咲き初めのサンカヨウ。透明感のある花弁に引きよせられます。

ちょっと標高を上げたところでエゾノイワハタザオ。

エゾオオサクラソウも元気に咲いていました。一番目立っていたかも?

みんな大好きシラネアオイも。ほとんどが蕾のままで、見頃はもう少し後になりそうです。それにしても、雨に濡れる花というのは風情がありますね。

そんな花々を愛でながら、こんな急登を、

よじ登ります。雨で滑りやすくなっていますよ。気をつけて!

雨の黄金山山頂。意外に景色はよく、群別岳は雲の下に眺められました。


山頂直下、尾根上のちょっとしたスペースでお昼としました。この間30分だけ雨が止んでくれたのは幸運でしたね。

2007-05-16

07.05.16 前十勝岳(1790m)

今シーズン最後のスノーシューハイク。夏道がない山を登るのも、今日でしばらくお別れです。




天候:快晴
気温:5.7 ℃
風速:W 1.7 m/s



参加者:笹本さん
ガイド:土栄



行程
08:20 吹上温泉 発
11:00 前十勝岳 着
     お昼
12:02 前十勝岳 発
13:40 吹上温泉 着



所要時間:5時間20分
  登り:2時間40分
  下り:1時間38分
歩行距離:6.7km
累積標高:+ 788 m



山行の様子

真っ青な空の下、白と黒の前十勝岳が鮮やかに浮かび上がっています。あそこから見る景色はどんなかな?

まずは カバワラ尾根を登ります。枯れたダケカンバが林立する様はなかなか趣がありますな。

その後、沢形を詰めていくと、徐々に岩が目立ち始めます。噴煙も見えてきました。

そこをぐぐっと登ると、突然目の前に十勝岳が!まだ真っ白い凛々しい姿です。

山頂からは見事な景色が広がります。扇沼山から三川台に続く尾根の向こうに旭岳。

シマシマの三段山の上には富良野岳。

もくもくと噴煙を上げる噴気口が間近。暖かな陽射しを受け、ゆっくり1時間休憩し景色を満喫しました。

下りは雪と岩の色遣いを楽しみながら。

シーズン最後に酷使されるスノーシュー。 履いたまま川を渡っています。


渡りきって一枚。あの山に行ってきたんですね・・・。

2007-05-06

07.05.06 ピウケナイ山(1247.7m)

大迫力の表大雪が眼前に広がるピウケナイ山からの展望。ゴールデンウィークの最終日はそれで締めましょう。




天候:快晴
気温:16.0 ℃
風速:S 1.2 m/s



参加者:佐藤さん・工藤さん・長谷川さん
ガイド:土栄



行程
08:10 林道終点 発
09:35 895m 着
11:06 ピウケナイ山 着
     お昼
12:06 ピウケナイ山 発
12:55 947m 着
13:55 林道終点 着



所要時間:5時間45分
  登り:2時間56分
  下り:1時間49分
歩行距離:11.1km
累積標高:+ 746 m



山行の様子

21世紀の森から愛山渓に抜ける林道に入り、除雪の最終点から歩き始めます。良い天気!

長い林道歩きを終え、ゆるやかな広い尾根に取り付くと、エゾマツ・トドマツ・ダケカンバの巨木がそこかしこ。 思わず見上げてしまいます。

山頂が近づくにつれ、どんどん展望が開けてきます。振り返れば天塩岳。

木々の間から旭岳。

そしてお待ちかね、広々とした山頂に到着です。ここからどんな景色が見えるかというと・・・

これ。実際には写真で見るよりも間近に感じられます。「眼前に迫る」という言葉がぴったり。ピウケナイ山山頂からロープウェイ姿見駅までは、直線距離で7km程度。ちょっと目のいい人なら、きっと旭岳スキーコースを滑っているスキーヤーを視認できることでしょう。

暖かい1日。のんびり1時間お昼休憩を終えたら、絶景に後ろ髪引かれる思いで下りにかかります。

途中でちょっとだけカーテンコール。愛別岳と安足間岳のみが見えるというのは珍しい眺めかもしれません。

参加者のみなさんは今日でスノーシュー納め。尻滑り納めでもあるかな?


1日中こんなに晴れてくれてどうもありがとう。おかげで最高の景色を楽しむことができました。