2008-01-27

08.01.27 コンパス講習会(基礎)

地形図とコンパスの使い方の基礎を学ぶ講習会。座学が終わったら、すぐに外へ出て実践できるところが好評です。





天候:雪
気温:- 10.5 ℃
風速:NW 0.3 m/s



参加者:工藤さん
ガイド:土栄



行程
10:00
 ~  座学
11:00
 
11:25 ロープウェイ駅 発
12:40 ワサビ沼 着
13:10 ワサビ沼 発
13:39 ビジターセンター 着



所要時間:2時間14分
歩行距離:3.0km
累積標高:+ 101 m



山行の様子

まずは室内で基本的なところを学びましょう。現在地と目的地と磁北線と・・・

学んだことはすぐに外で確かめます。と、その前にすべり台でウォーミングアップ。

室内とは違い、手袋を履いて立ったまま地形図とコンパスを扱わなければなりません。最初は手こずりますが、慣れです、慣れ!

進むべき方角が定まったら、あとはコンパスを信じて進むのみ。道なき道に分け入ります。

すると・・・第一の目的地、カモ沼に無事到着!コンパスってすごいですね。

お次はワサビ沼を目指しましょう。方向はこっちでいいはず・・・

これまたお見事!きっちりと沼のほとりに行き着きました。コンパスって本当にすごいですね。

ワサビ沼のほとりで、ツェルトにくるまり休憩中。 コンパスをきちんと使えた自分を褒めてあげてください。


帰りはクロカンコースをたどってのんびり歩いて。見上げる木々の枝が、白いレースのようでした。

2008-01-26

08.01.26 鷹泊(653.6m)

旭川の北、江丹別峠にほど近い三等三角点・鷹泊。地形図に名前も出ていないごくマイナーな山ですが、そこからの展望は一見の価値有りなのです。





天候:快晴
気温:- 12.5 ℃
風速:S 0.8 m/s



参加者:国行さん・笹本さん・佐藤さん・福永さん
ガイド:土栄



行程
09:05 江丹別峠 発
11:02 鷹泊 着
11:25 旭川最西端 着 
     お昼
12:05 旭川最西端 発
13:24 江丹別峠 着



所要時間:4時間19分
  登り:2時間20分
  下り:1時間19分
歩行距離:6.0km
累積標高:+ 291 m



山行の様子

先週の土曜日に続き、またしてもこんなに良い天気!冴え冴えとした空気の中、ふらりふらりと散策気分で登っていきます。

ほとんど標高差のないルートですが、ちょっとした登りが二回ほど。

登って振り返ると江丹別峠を挟んで冬路山方面がすっきり見通せます。三頭山や幌加内の町も一望の下。

ある程度登ってしまえば、その後は平らな広い尾根をさくさく進むだけ。雪質も歩きやすくて言うことなしです。

たどりついた三等三角点・鷹泊。ここからはどんな景色が見えていますか?

東の空は雲一つなく、すっきりと見通せます。雲居山・伊阿根山など、これから登りたい山々も見えていますね・・・

西を見ればまた圧巻。奴布山や坊主山が端正に並んでいます。あの辺りもいずれ登ってみたいものです。

せっかくなので、鷹泊からほんの5~600m足を伸ばして標高点639mまで行ってみましょう。なぜならそこは旭川市の最西端だからです。

同じように展望が良いのに、なぜか鷹泊よりも風が当たらない最西端。掘りごたつ状に雪を掘り、リラックスしてお昼休憩です。気温は低くても、お日様のおかげでむしろ暖かな感じすらします。

ん?みんなしていったい何をしているのですか?はい!木に着いた雪の塊を落としています!一見なんてことないのに、思わず我を忘れて夢中になってしまいます。どっさ、と落ちたときの達成感は、一度味わうともうやみつき。たっぷり遊びながらの下り道中でした。

2008-01-20

08.01.20 那英山(819.2m)

十勝連峰を間近に望む一等三角点の山、那英山。今日は景色を眺められるかな?





天候:雪時々曇り
気温:未計測
風速:未計測



参加者:工藤さん・横山さん
ガイド:土栄



行程
09:25 駐車帯 発
10:47 563m 着
12:23 那英山 着 
     お昼
13:01 那英山 発
13:41 563m 着
14:35 駐車帯 着



所要時間:5時間10分
  登り:2時間58分
  下り:1時間34分
歩行距離:7.2km
累積標高:+ 470 m



山行の様子

車道脇のスペースに車を寄せ、出発の準備です。ここ数日続いた冷え込みが、今日はやや緩んだような。

旭川では太陽が照っていたのに、歩き出す頃にはすっかり雪に閉ざされてしまいました。あれれ、景色はどこ?

そんな気持ちを慮ってか、黒い雲の向こうにきれいな青空が見えてきました。

行く手には那英山の山頂部。いいよいいよー。このまま晴れてしまえ!

急登をつづらに登り、尾根をたどって山頂へ。どうやらまだ雲がたれ込めているようですが、景色は・・・

麓までは見える、という感じ。あの雲の向こうに大雪山が見えるはずなんですが・・・

山頂からわずかに下って、ツェルトを張ってお昼休憩。こんな薄布一枚でも、

中はびっくりするほど暖かです。狭いところで膝つき合わせていると、お話も弾むもの。

景色は見えませんでしたが、スノーシューの楽しみは他にも沢山あります。尻滑りをしたり、

急斜面を駆け下ったり。冬芽やドライフラワーや熊の爪痕なんかも目を楽しませてくれました。

2008-01-19

08.01.19 和寒山(740.6m)

塩狩峠のすぐそばにある一等三角点の山、和寒山。山頂付近ののびやかな尾根と、広がる展望が魅力です。





天候:晴れ
気温:-9.6 ℃
風速:SW 0.8 m/s(平均)



参加者:金田さん・笹本さん・佐藤さん・長谷川さん
ガイド:土栄



行程
10:35 塩狩駅 発
11:39 尾根取付 着
12:53 和寒山 着
     お昼
13:23 和寒山 発
13:57 700m 着
14:57 塩狩駅 着



所要時間:4時間22分
  登り:2時間18分
  下り:1時間34分
歩行距離:8.0km
累積標高:+ 523 m



山行の様子

塩狩駅の線路を越え、ホームの端から出発します。準備している間に特急が通りすぎ、こんな雰囲気もいいものです。

しばらく平坦な道を行き、高速道路をくぐって、ようやく山道の始まり。

林を縫ってぐいぐい登って、大きな反射板が見えたらそこが山頂です。

一等三角点の展望はこの通り!遮るものは何もなく、目の前にどーんと景色が広がります。陽光を浴びながら贅沢にお昼休憩といきましょう。

一旦空を覆った雲はすぐに晴れ、快晴と言っていい青空の下、下山にかかります。

和寒山の魅力の一つ、こののびやかな尾根!気持ちもおおらかになるでしょう?

まっさらな雪面に、太陽が木々の影を刻みます。網の目のような、幾何学模様のような。

ちょっとした斜面があったら喜んで駆け下りてしまうのがスノーシューの魔力。走れ走れ雪を巻き上げて。

ふっと空を見上げると、うっすらとお月様。上弦の月。もうすぐ満月ですね。


最後は針葉樹の林を縫って。だいたいの方向を頭に入れたら、後は思い思いのコースを取って。きちんとたどり着けるかな。

2008-01-18

08.01.18 嵐山ナイトハイク

今シーズンから始まったナイトハイク。雪灯りに誘われ、夜の山をそぞろ歩いてみましょう。





天候:晴れ
気温:-19.0 ℃
風速:0.0 m/s(平均)



参加者:笹本さん・進藤さん・細川さん
ガイド:土栄



行程
18:00 公園センター 発
18:57 展望台 着
19:16 展望台 発
19:38 公園センター 着



所要時間:1時間38分
  登り:0時間57分
  下り:0時間22分
歩行距離:1.3km
累積標高:+ 152 m



山行の様子

暗闇の中、出発の準備をします。手元を照らすヘッドランプがあると便利です。

でも歩くときには、ぼおっと立ち上がる雪灯りだけで充分なのです。その方が雰囲気もでますしね。

展望台に向け登っていくと、やがて木立の間から旭川の街が見えてきます。

1時間ほどで展望台に到着。ささ、夜景を見下ろしましょう。

気温-19℃。キンキンに冷えた大気が街の灯りをいっそう煌びやかに見せてくれるのでしょうか。すっきりとした夜景が眼下に広がります。

半月から満月に近づきつつある月は、暗闇の中ではむしろまぶしいくらい。木々がまとう雪はうっすらと月の光を反射しています。

公園センター付近で大きな木を発見!太くて立派な木です。大人3人で抱えきれるかな?

訪れる人もいない夜の公園センターに着いたら、夜の散策はお終い。もっともっと歩いていたかった、そんな夜の山でした。