2010-05-22

10.05.22 後旭岳(2216m)

北海道最高峰・旭岳のすぐ後に並び立つ後旭岳。北海道第四の高峰ですが、夏道はなく、雪のある時季にしか(マナー的に)行けない山です。





天候:晴れ一時ガス
気温:8.1℃
風速:W2.3m/s



参加者:3名様
ガイド:土栄



行程
10:00 姿見駅 発
10:39 1802m 着
11:26 2065m 着
12:10 旭岳 着
12:48 後旭岳 着
     お昼
13:18 後旭岳 発
13:39 ニセ金庫岩 着
14:20 1802m 着
14:43 姿見駅 着



所要時間:4時間43分
  登り:2時間48分
  下り:1時間25分
歩行距離:7.4km
累積標高:±864m



山行の様子

ロープウェイを使って姿見平に出ると、目の前には噴煙たなびく旭岳。頭上にはきれいな青空。うっすらと山頂も見えています。これは山頂からの景色が楽しめそうです。

ところが、姿見の池を越えたあたりから徐々に雲が増え始め・・・

旭岳山頂に着いたときにはこの有様!すっかりガスに包まれて何も見えやしません。

ほとんど諦めムードのまましばし休憩をしていると、にわかにガスがかき消えて行き・・・

あっという間に表大雪の山々が眼前に現れたのです。あまりに劇的な変化に歓声をあげたりため息をついたり。思わず見とれたり忙しく写真を撮ったり。

ガスの中の登りとはうって変わって、足取りも軽く下る下る。

鞍部から見上げる後旭岳。ここから見るとほんの丘みたいなものですが、これでも北海道で4番目に高い山なのです。

残雪を伝って山頂到着。後に聳えているのが旭岳。

山頂直下の火口跡にはわずかに水たまりが出来ていました。いま時季にしか見られない「後旭岳・幻の水たまり」です。向こうに見えているのは元祖・幻の湖、白雲岳です。

たっぷり景色を堪能して大満足で帰途につくと、再びあたりはガスに包まれてしまいました。ものすごい幸運なタイミングで晴れ間に当たったのですね。

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