2010-06-12

10.06.12 ニセイカウシペ(1879.1m)

ニセイカウシペから比麻奈山まで往復する計画でしたが、雪の多さで途中で断念。でも素晴らしい景色をたっぷり楽しんできました。





天候:快晴
気温:20.6℃
風速:W0.6m/s



参加者:1名様
ガイド:土栄



行程
06:33 登山口 発
07:48 3km標識 着
08:32 折返し点 着
10:16 折返し点 発
10:28 3km標識 着
     お昼
11:31 3km標識 発
12:21 登山口 着



所要時間:5時間48分
  登り:1時間59分
  下り:0時間58分
歩行距離:6.1km
累積標高:±441m
歩数:9797歩



山行の様子

途中で会った営林署の方によると、登山口までの林道は前日に開いたばかりだそうです。なんでも林道上に雪が残っていたとか。登山口もこの通り。雪を踏みしめいざ出発。

登山道上の雪はすぐになくなり、ダケカンバの新緑がまぶしい夏道歩きとなります。

しばらく進むと行く手にニセイカウシペ山頂が見えてきます。斜面には雪が多く残っていて、後でそこをトラバースするのがちょっと心配になります。

再び登山道が雪に覆われ、夏よりも1mほど視線が高くなり、展望の尾根歩きを楽しめます。

いやらしい急斜面のトラバースに遭遇したときは、あわてずスコップで足場作り。

だって万が一足を滑らせたら、この斜面をずるずる落ちていくことになるのですから、安全第一なのです。

何カ所かステップを切りながら進みましたが、ちょっと埒があきません。お客様と相談して、展望の良い場所で切り上げることにしました。

時間はたっぷりありますから、ここで景色を眺めながら日光浴でもしていきましょう。目の前には残雪で飾られたニセイカウシペの姿。

右を見れば真っ白な表大雪。愛別岳から赤岳までが、雲一つない紺碧の空の下に連なっています。ここでおしゃべりしながら2時間弱を過ごし、やや下って3km標識のあたりで1時間のお昼休憩。

歩いた時間よりも休んだ時間のほうがはるかに長い不思議な山行となりましたが、たまにはこんなツアーも面白いものです。

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