2010-11-13

10.11.13 オロフレ山(1230.7m)

尾根通しの稜線から、右に太平洋、左に羊蹄山と、見事な展望が広がるオロフレ山。夏山シーズンを締めるべく、はるばる登別まで足を延ばしました。





天候:ガスのち晴れ
気温:3.0℃
風速:S2.3m/s



参加者:4名様
ガイド:土栄



行程
08:28 ゲート 発
09:04 オロフレ峠 着
10:38 オロフレ山 着
     お昼
11:00 オロフレ山 発
12:08 オロフレ峠 着
12:50 ゲート 着



所要時間:4時間22分
  登り:2時間10分
  下り:1時間50分
歩行距離:10.4km
累積標高:±623m
歩数:16164歩



山行の様子

道道2号から分岐してオロフレ峠に通じる車道は既にゲートが閉ざされています。2.5kmの道のりをテクテク歩くことに。

30分ほどでオロフレ峠到着です。出発時よりも若干ガスが薄くなったようです。雲底もわずかに高くなったか。

オロフレ峠を後にして登山道に足を踏み入れます。前半は尾根上をほぼ平坦に。登山道上には融け残りの雪がうっすらと積もっていました。

尾根の北側斜面では、背の低いダケカンバにびっしりと氷が着いています。

登山道後半は急登に一変。岩の上に雪が乗っていて滑りやすいですよ。要注意。さっきよりもさらにガスが薄くなってきました。歩いてきた道が白い一筋の線となっています。

オロフレ山山頂到着。残念ながらガスのただ中です。景色は望めないか。

と思いきや、出発するまさに直前に突然ガスが晴れていったのです。見よこの清々しい青空!

そうとなれば、さっきまでハッキリと見えなかった景色を堪能できます。連綿と続く稜線と登山道は一瞬万里の長城を思わせます。

登りではわかりませんでしたが、オロフレ山はこんな形をしていたのです。なかなかに堂々とした山容ではありませんか。

行きには長く感じた舗装路も、このお天気なら楽々?

2010-11-07

10.11.07 旭岳(2290.9m)

みなさんおなじみ、北海道最高峰・旭岳。すでに雪に包まれた初冬の山頂を目指します。





天候:濃霧
気温:-2.1℃
風速:N13.4m/s



参加者:4名様
ガイド:土栄



行程
09:35 姿見駅 発
09:55 避難小屋 着
10:33 六合目 着
11:26 折返点 着

11:30 折返点 発
12:03 避難小屋 着
12:54 姿見駅 着



所要時間:3時間19分
  登り:1時間51分
  下り:1時間24分
歩行距離:4.3km
累積標高:±434m
歩数:4671歩



山行の様子

ロープウェイ姿見駅から出ると、そこは一面の雪の世界。冷蔵庫の霜状の雪が建物にびっしりと着いています。

足下はスノーシューで。いよいよ冬山の季節到来ですね。

ほんの2ヶ月前には紅葉真っ盛りだったナナカマドも、今や葉を落とし白いオブジェへと姿を変えました。

これまた真っ白な姿見展望台・愛の鐘。ガスが深くて展望台からは何も見えません。ここから登山道本番です。

視界がないまま6合目・7合目と標高を稼いでいくと、徐々に風が強くなってきました。風速計で計測してみると、なんと瞬間最大風速18.9m/s。これはたまらんと、8合目手前で引き返すことにしました。

ほんの一瞬だけ垣間見えた青空。予報では晴れでしたが、さすがに高峰となるとそのまま当たるわけもありません。

遠望が効かないので、足下のエビのしっぽを愛でながら下っていきます。

鏡池とすり鉢池の間には岩が露出しています。白一色に疲れた目には岩が新鮮で優しい色に思えます。

出発時よりはだいぶ視界がよくなってきたようです。

冷えたからだを暖めながら、駅舎でお昼休憩。暖房のありがたさをしみじみ感じます。