2011-01-29

11.01.29 伏古山(648.4m)

愛別町の町中からすぐそばにある伏古山。ほんの低山ではありますが、変化に富んだ尾根歩きが楽しめます。





天候:曇りのち雪
気温:-3.7℃
風速:0m/s



参加者:2名様
ガイド:土栄



行程
09:26 協和温泉 発
10:36 407m 着
12:07 伏古山 着

お昼

12:51 伏古山 発
13:28 407m 着
14:18 協和温泉 着



所要時間:4時間52分
  登り:2時間41分
  下り:1時間27分
歩行距離:5.5km
累積標高:±525m



山行の様子

協和温泉の横から山奥へ向かって延びる林道をたどる予定でいましたが、工事中ということで急遽ルート変更。

いきなり尾根に取り付くことにしました。歩き始めから標高差100m超の登りとなります。雪がしっかり締まっていて歩きやすいのが幸いでした。

407mピークから木間越しの伏古山。遠く高く見えますが、実際にはさほどではありません。安心して下さい。

山頂に近づくにつれ、細く急になる尾根。ときには木の間をくぐり抜けるように進みます。

広く平らな尾根に合流すれば山頂まではほんの一登り。10分くらいのものです。

木々が密生していて展望の効かない山ではありますが、時折下界を望むことができます。正面のピークは最初の取り付き。遠くから歩いてきましたね。

山頂到着。お昼休憩はいつものようにツェルトを張って。今回は練習がてらお客様持参のものを張ってもらいました。

暖かく休憩した後は一気に駆け下ります。登りで苦労する急登ほどあっという間に過ぎ去るもの。

とんとんとんとリズム良く下ります。

下山すると、薄い雲を透かして午後の太陽が照っていました。雪がちではありましたが、まあまあのお天気でしたね。

2011-01-26

11.01.23 中岐登牛山(571.4m)

地形図にすら名前が載っていないごくマイナーな低山です。山頂からの展望はありませんが、広葉樹の広がる明るい尾根を気持ちよく歩くことができます。途中で一瞬だけ十勝連峰を望むこともできます。





天候:晴れ
気温:-1.5℃
風速:W1.0m/s



参加者:2名様
ガイド:土栄



行程
09:03 登山口 発
10:02 音子内 着
10:52 385m 着
12:06 中岐登牛山 着

お昼

12:42 中岐登牛山 発
13:47 登山口 着



所要時間:4時間44分
  登り:3時間03分
  下り:1時間05分
歩行距離:7.5km
累積標高:±465m



山行の様子

まず目指すのは三角点・音子内。この名前を知っている人はあまりいないと思われます。

畑の向こうに、雲に頭を隠した表大雪が見えています。常に雪がちな冬にはこれでも充分見えている方なのです。

音子内山頂の木々は枝を白く飾っています。青空を透かせてみると本当にきれいです。

良い具合に木から垂れ下がっているツタを発見。これは座ってブランコするしかありません!

ここからしばらくが今日のハイライト。広葉樹を縫いながら広く緩やかな尾根を下っていきます。

そして目の前に現れる大展望。皆伐によりここでだけ景色が楽しめるようになったようです。十勝連峰が雲から姿を見せつつあります。富良野岳はきれいに、オプタテシケはわずかに山頂を見せてくれました。

そこから中岐登牛山まではやや急な登り返し。山頂直下には岩が露出する一帯がありました。右から大きく巻いて登っていきます。

三角点・中岐登牛は若い広葉樹に覆われてこれといって特徴のない山頂です。お昼休憩をとって下山にかかります。

そこそこ急な下りなので、ところによっては尻滑りを楽しむこともできます。

下りきって振り返る中岐登牛山。一日青空の下を歩けるのは気持ちが良いものです。

2011-01-22

11.01.22 上米飯山(623.1m)

旭川市東端に近い低山、上米飯山。あまり知られていないかもしれませんが、旭岳を望む展望台の山です。





天候:晴れのち雪
気温:-3.0℃
風速:S0.8m/s



参加者:1名様
ガイド:土栄



行程
09:19 登山口 発
11:42 上米飯山 着

お昼

12:24 上米飯山 発
13:16 575m 着
14:41 登山口 着



所要時間:5時間22分
  登り:2時間23分
  下り:2時間17分
歩行距離:7.1km
累積標高:±468m



山行の様子

歩き始めは針葉樹林の合間を縫う林道に沿って。当然のように誰の足跡もありませんが、さほど埋もれることもなく歩きやすい雪です。

向かう先には青い空が広がっています。うまくいけば山頂からの景色を楽しめるかも。

ぐんぐん登って振り返ると谷間に集落が見えます。雪に覆われたのどかな農村風景です。

ツルアジサイのドライフラワーを見上げながら、花の時季を思い浮かべたり。

わずかな区間の急登を終えると後はゆるやかな起伏を進むだけ。うっすらと足跡が残っていましたが、こんなところに来る物好きが私たち以外にもいるとは。

首が痛くなるほど上を向いて巨木を見上げたり。

その木々の向こうに展望の広がる一角があるのです。大雪山は・・・?

残念。雲に隠れて見ることができませんでした。1月はなかなか顔を見せてくれないものです。

ツェルトで風よけを作ってお昼休憩にしましょう。山頂で飲むコーヒーは一際美味しいですよね。

下山中に降り出した雪はどんどん強さを増します。煙るあの稜線に、ついさっきまでいたのです。

2011-01-15

11.01.15 神楽山(492.8m)

旭川の市街地に隣接する低山・神楽山。建物にさえ遮られなければ街中からでもよく見えます。でもあまり登る対象にはなっていないようで・・・。そんな近くて遠い神楽山に登ってきました。山楽舎ツアー初登場です。





天候:晴れのち雪
気温:-7.4℃
風速:W1.3m/s



参加者:2名様
ガイド:土栄



行程
08:40 林道ゲート 発
09:21 315m 着
10:09 465m 着
10:51 神楽山 着

お昼

11:24 神楽山 発
11:45 465m 着
12:49 林道ゲート 着



所要時間:4時間09分
  登り:2時間11分
  下り:1時間25分
歩行距離:5.8km
累積標高:±401m



山行の様子

ふわっと積もった雪が木々を飾る朝。林道ゲート脇に車を置いて出発します。

ゲート付近は斜面が急で岩も露出していますので、すこし反対方向に戻って尾根に取り付きます。

ところどころヒザ上まで潜る上、笹を踏み抜く箇所もあるという歩きにくい積雪状況。青息吐息で30分登っていくと、三日前に自分がつけた足跡と合流することができました。これがまた歩きやすいんです。疲労度は半分くらいに軽減され、楽々進むことができます。

だから周囲を眺め回したりツルアジサイのドライフラワーの写真を撮る余裕もでてきます。

歩き始めから気持ちの良い好天でしたが、1時間ほど歩いたところで雪がちらつき始め、ついにはもうもうと降ってきました。ちょっと休憩している間にザックが真っ白になるくらい。

大きなカツラの木にあいさつをして通り過ぎ、

降りしきる雪の中をトラバース。

ここから旭川盆地がすぐそこに見えるはずなんですけど・・・。残念ながら景色は全く見えません。

山頂に到着したらすぐにツェルトを張ってこの大雪から逃れましょう。たったこれだけでホッと一息つけて落ち着いて休憩できるのですから、本当に役に立つ頼れるヤツです。

下山は登りとは違う尾根を使います。広葉樹の並木道のようになっている場所があったりして、気分良く雪の感触を楽しむことができました。

2011-01-10

11.01.10 和刈別

北見峠からゆるーいひろーい尾根をたどって目指す三角点。開けた山頂からは北大雪の山々が間近に見えます。お天気さえ良ければ。




天候:晴れのち雪
気温:-13.9℃
風速:NW1.6m/s



参加者:2名様
ガイド:土栄



行程
10:40 北見峠 発
11:11 鉄塔 着
11:57 928 着
12:58 和刈別 着

13:14 和刈別 発
14:10 鉄塔 着
14:25 北見峠 着



所要時間:3時間45分
  登り:2時間18分
  下り:1時間11分
歩行距離:6.7km
累積標高:±232m


山行の様子

青空の下の北見峠。かなり冷え込んでいて、足下の雪がきゅっきゅと鳴ります。このお天気なら山頂からの景色も期待できそうです。

まずはダケカンバ立ち並ぶ林道をたどります。ここ数日でどっさりと降ったので心配していましたが、思ったほど歩きにくくはない雪でした。

30分ほどで高い鉄塔が見えてきます。空が雲に覆われ、わずかに雪が降っているようです。

鉄塔の下で一休みして、ここからいよいよ林道を外れていきます。

広くて平らな尾根。わずかな起伏や地形の変化を見逃さず現在地を推定しなければなりません。

雪が強くなってきたので、休憩は針葉樹の下で取ることに。これがなかなか落ち着くんですよね。

わずかに斜度が出てきたら、それが和刈別への最後の登りです。ゆるやかにゆっくりと登りましょう。

立ち並ぶ木々が雪に覆われて真っ白に飾られています。ここを通り過ぎれば、

三角点・和刈別です。広くて平らで木々もなく開けていて、絶好の展望台なのですが。残念ながら、景色を望むことはできませんでした。

風が吹き抜ける山頂で、頼りになるのはやっぱり針葉樹。風下側にしゃがんで短いお昼休憩にしましょう。