2011-02-26

11.02.26 伊納山(532.9m)

山楽舎ツアー初登場。旭川市北縁の低山、伊納山です。湯内トンネル開通により、積雪季のアプローチが格段に良くなりました。ゆるやかな尾根を伝って山頂を目指します。




天候:曇り一時雪
気温:-4.3℃
風速:0.0m/s



参加者:3名様
ガイド:土栄



行程
09:23 駐車帯 発
10:16 473m 着
11:48 伊納山 着

お昼

12:17 伊納山 発
13:08 473m 着
13:41 駐車帯 着



所要時間:4時間18分
  登り:2時間25分
  下り:1時間24分
歩行距離:7.2km
累積標高:±485m



山行の様子

湯内トンネルを過ぎてすぐの駐車帯に車を駐めて歩き出します。行き交う車からの訝しげな視線は気にしない気にしない。

昨夜の湿った雪が木々に白く重そうに積もっていました。もこもこした綿のような生クリームのような。

出発時にはちらちらと降っていた雪も止み、太陽の光が林を通して雪面を照らします。天気予報はイマイチでしたが、この分なら期待できるかも。

最初の一時間弱で今日の登りはほぼ終わり。後は広くて緩い尾根をゆったりとたどるだけ。

見下ろす林は雪で白く飾られているし、

高速道路は足下250mを通過しているし、

旭川の街並みも見通せるしで、右に左に景色を楽しみながらののんびりお散歩気分です。

緩い尾根のちょっとした突起が伊納山の山頂。山頂らしくない山頂ではあります。

樹林に囲まれているので遠望は効きませんが、雪を纏った木々が白く輝くのを間近に眺められます。

山頂からわずかに下って風を避けてお昼休憩にします。突如おおぶりの雪が強く降り始め、あまりのんびりすることはできませんでしたが。

2011-02-24

11.02.23 富良野西岳(1330.9m)

富良野スキー場のゴンドラとリフトを利用することで、出だしから稜線歩きを楽しめるお得な富良野西岳。山頂からの眺めも抜群です。




天候:快晴
気温:3.5℃
風速:S0.9m/s



参加者:2名様
ガイド:土栄



行程
09:00 リフト終点 発
09:56 1124m 着
11:55 富良野西岳 着

お昼

13:00 富良野西岳 発
13:46 1124m 着
14:25 リフト終点 着
14:45 ロープウェイ駅 着



所要時間:5時間45分
  登り:2時間55分
  下り:1時間45分
歩行距離:5.7km
累積標高:+421m / -593m



山行の様子

歩き出した直後、エゾマツの間から目指す富良野西岳の姿が目に飛び込んできます。長い道のりに見えますが、頑張っていきましょう。

前半は広々とした稜線歩き。右に左に景色が広がり何を見ても感嘆の声しかあがりません。

後半、樹林帯の登りを終え、最後は山頂への急登。白い雪をまとった木々を縫って高度を上げると、

山頂直下に飛び出します。背後には夕張山地の山々。

山頂は快晴の空に浮かぶように。

山頂からの景色は絶品の一言。十勝連峰から表大雪へと連なる山並み。

反対側には間近に雄々しい芦別岳。

360度の景色を堪能したら、わずかに下ってダケカンバ帯でお昼ご飯。暖かでいつまででも休憩していられそうです。

苦労した急登も下るのはあっという間。

さっきまであそこにいたんですね。素晴らしい山の一日となりました。

2011-02-15

11.02.15 一ノ山(858.4m)

昨年、山頂を目前にして撤退した一ノ山。コースを変えて今年こそは山頂を踏みましょう。





天候:快晴
気温:-3.0℃
風速:NW2.4m/s



参加者:2名様
ガイド:土栄



行程
09:27 349m 発
09:50 423m 着
11:08 748m 着
11:55 一ノ山 着

お昼

12:47 一ノ山 発
13:57 349m 着



所要時間:4時間30分
  登り:2時間28分
  下り:1時間10分
歩行距離:6.8km
累積標高:±543m




山行の様子

朝から気持ちよく晴れ渡っています。林道を抜け尾根に取り付きぐんぐん登っていきましょう。

カラマツの植林がダケカンバに変わったら稜線はもうすぐそこ。それにしても青空がまぶしい!

ピークを一つ乗り越すと一ノ山がすっきりと見えるようになります。ここからはゆるやかに景色を楽しみながらの稜線散歩。

振り返ると芦別岳を盟主とする夕張山地の連なりが間近です。

おにぎりのような山頂には、そこだけ木々がなく、ほとんど邪魔されずに景色を楽しむことができます。

特に圧巻なのは十勝連峰。見事です。

夕張山地もはっきりと。あの山に登ったとかその山に登りたいとか、話が弾みます。

お昼休憩をしながらふと真上を見ると、そこにはやっぱり真っ青な空。ダケカンバの白がよく映えます。

下りは反対側の尾根を使って周遊することにしましょう。

最後は金山湖越しの社満射岳で締め。最高の天気と最高の展望の一日でした。

2011-02-11

11.02.11 班溪幌内山(901.2m)

旭川市と芦別市を画して南北に連なる稜線のわずか西に班溪幌内山はあります。広い山頂からはぐるり一周の展望が楽しめます。





天候:曇りのち晴れ
気温:-2.2℃
風速:0.0m/s



参加者:2名様
ガイド:土栄



行程
08:23 登山口 発
09:34 南二線川 着
11:01 772m 着
12:12 班溪幌内山 着

お昼

12:47 班溪幌内山 発
13:35 580m 着
14:41 登山口 着



所要時間:6時間18分
  登り:3時間49分
  下り:1時間54分
歩行距離:10.4km
累積標高:±740m



山行の様子

出発直後は薄曇り。太陽の存在はわかるのですが、光は届いてきません。

南二線川で一休み。ここまでは細い作業道や小さな沢が入り組んでいてあまり歩きよいとは言えません。

尾根に取り付いて急登をゆっくりと登っていきます。ダケカンバが目立つようになったかと思うと、ぱっと視界が開けて目指す山頂部が目に入ります。ここが標高点772mのあたり。

青空が広がり太陽の光が雪面に陰影をつけるようになりました。とても2月とは思えない暖かさです。ほとんど平坦な広い尾根をゆったりとたどっていきます。

大雪原に出ると山頂は間近。

振り返ると音江連山が山裾を広げていました。

昼に近づき高度を上げた太陽がますます強く照りつけます。3月下旬くらいの気温?

そんな暖かさのなか、景色を眺めながらお昼休憩とします。反対側の大雪山方面は残念ながら雲に隠れていました。

下りは別の尾根をたどって帰ります。このくらいの斜度がスノーシューにはぴったりなんですよね。快適です。

下りきってかえり見る班溪幌内山。山頂部は白く輝いていました。

2011-02-05

11.02.05 シラッケ山(625m)

旭川市北縁のゆるやかな稜線上にあるシラッケ山。展望の周遊コースを楽しんできました。





天候:雪のち晴れ
気温:-3.1℃
風速:W2.6m/s



参加者:1名様
ガイド:土栄



行程
09:30 除雪最終点 発
10:53 604m 着
11:25 シラッケ山 着
11:54 578m 着

お昼

12:09 578m 発
13:06 579m 着
13:28 353m 着
13:51 除雪最終点 着



所要時間:4時間21分
歩行距離:6.2km
累積標高:±482m



山行の様子

湿り気のある大きな雪がもうもうと降りしきる中出発。ザックが一瞬で真っ白になってしまいます。

昨日・一昨日とプラス気温が続いたこともあり、まるで春のような雪質でした。ざくざくと重い雪を踏みしめて登っていきます。

一時間半ほどで稜線に達すると、目指すシラッケ山が間近に。

広くて平らで木々もまばらな山頂部。晴れていれば展望がよいでしょうに。

シラッケ山を通り越し、緩やかな尾根をさらに東進。振り返って見るシラッケ山はたおやかです。

標高点578mから579mと続く尾根を歩いている間に、見る間に青空が広がってきました。579mから先はほとんど快晴。ときおり巨木が現れる明るい広葉樹の林をのんびりと下っていきます。

木々の間からはさきほどまでいたシラッケ山が望めます。歩いたコースを眺められるのは周遊ならではのお楽しみ。

それにしても本当に快適な尾根です。晴れているから気持ちよさも倍増します。

最後は小さな川を渡って、

ぐるっと一周の輪が完成しました。吹雪のち快晴、最後は春の陽気を感じながら。