2011-05-22

11.05.22 ガマ岩から幻の沼

ガマ岩から道道を挟んで対岸の稜線を伝って行く幻の沼。そろそろ雪の下から水面を現す季節です。





天候:曇り
気温:6.8℃
風速:0.0m/s



参加者:3名様
ガイド:土栄



行程
09:10 ガマ岩 発
11:11 幻の沼 着

お昼

11:57 幻の沼 発
12:59 970.7m 着
13:53 ガマ岩 着



所要時間:4時間43分
  登り:2時間01分
  下り:1時間56分
歩行距離:7.6km
累積標高:±424m



山行の様子

ガマ岩を間近に見上げる駐車帯に車を置いて出発。ちょっとだけ車道を歩いて向かい側の稜線に取り付きます。

思ったよりも雪が少なく、予定のルートを取ることができませんでした。それでも雪融けは一昨年の二週間遅れという感じではあります。

ちょうど二時間で幻の沼に到着。エゾマツに囲まれた沼は雪面にうっすらと水を乗せている状態です。対岸には雲に頭を隠した旭岳が見えています。ロープウェイ姿見駅くらいまでですね。

畔に陣取って、ちょっと早めのお昼にしましょう。ゆっくり休憩している間に雲が晴れないかな?

小一時間休憩したら、腹ごなしに沼を一周します。ほんの10分ほどの行程ですが、少し角度を変えるだけで沼の表情もガラリと変わって面白いものです。

沼に別れを告げて帰途につきます。帰りは精神的に余裕ができるからか、周囲の景色が良く見えて、いろいろなものが発見できます。大きく太いトドマツとか。簡易的に計測したところ胸高直径は130cm程度。ここまでの大木はお目に掛かったことがありません。何か立派な名前を進呈したいほどの名木です。

大きいものに心動かされたら、次は小さなものも。枯木に密生したキノコも可愛いですね。色とか形とか。触ってみると意外と柔らかかったりして。

帰りは一つピークを踏んでいきましょう。三等三角点が設置されている970.7mへ向かう途中、一箇所だけ展望が開ける場所があります。そこからは旭岳がばっちり見えるのです。今日は六合目くらいまでしか見えませんが、それでも雄大な景色です。

最後はリュウキンカや、

ミズバショウといったお花を愛でながら。ほんの短い行程ですが、いろいろな魅力が詰まった良いコースでした。

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