2011-09-08

11.09.08 望岳台〜十勝岳スリバチ火口

「まだ足を踏み入れたことがない十勝連峰の、しかも最高峰に登りたい」という、本州からのお客様のリクエストで、望岳台へ。台風くずれの低気圧の接近と通過で、九月に入ってから晴天なしの一週間が続いたが、ようやく雨は止んだようだ。





天候:くもり



参加者:1名様
ガイド:佐久間



行程
08:15 望岳台 発
09:20 十勝岳避難小屋 着
10:35 スリバチ火口 着

10:40 スリバチ火口 発
12:20 望岳台 着



所要時間:4時間05分
  登り:2時間20分
  下り:1時間40分
歩行距離:7.7km
累積標高:±798m



山行の様子


車を降りるとやや風が強い。稜線が雲に隠れていて山頂部は見えない。


さすがに歩きはじめると体は温まり、一枚脱がないと汗ばむほどだ。この時期にしては気温が高い。


黒い雲の塊が次々と押し寄せてくる。


トレイルランナー系の若者に次々と抜かれる。


降りつづいた雨で登山道上には溝が掘られている。


完全に流水溝となっている箇所もある。


さっき抜いていったトレイルランナーとすれ違う。山頂まで行ったとすると恐るべき早さだが、すこし歩いて真相が分かった。スリバチ火口まで登ると、かなりの強風。前に進む気力も失せ、われわれも這々の体で引き返すことに。


ちょっと下に降り、岩陰に入ってようやく人心地がついた。眼下には穏やかな田園風景が広がる。


降りてくるにつれて視界は良くなり、富良野岳も見えてきた。


望岳台へ降りる頃には山頂もしっかり見えてくる。でもまだ風は強い。早めに降りた時間を有効に使って、白金温泉でゆっくりと温泉につかる。これもまた山の楽しみ方だ。

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