2011-11-13

11.11.13 南ペトウトル山(1345m)

下山後に温泉とお食事も楽しむ「低山クラブ」。第三回目は然別湖畔の南ペトウトル山。今年の夏山ツアーの締めでもあります。





天候:晴れのち曇り
気温:7.0℃
風速:S1.9m/s



参加者:3名様
ガイド:土栄



行程
09:22 登山口 発
11:03 南ペトウトル山 着

11:22 南ペトウトル山 発
12:34 登山口 着



所要時間:3時間12分
  登り:1時間41分
  下り:1時間12分
歩行距離:4.7km
累積標高:±553m
歩数:10422歩



山行の様子

晴れ渡る然別湖。糠平に抜ける道はすでに冬季通行止めとなっています。

登山道はあまり手入れがされていないのか、笹を漕ぎながら倒木をくぐったり、

乗り越えたりの繰り返し。いい全身運動になります。
変化に乏しい尾根を登り切るとほどなくして山頂到着。

雲が広がってきて遠望は得られませんでしたが、然別湖とその周囲を囲む山々が眼下に。日がかげるとやはり肌寒く、わずかに休憩してすぐ下山にかかります。

一気に下って然別湖。再び青空が広がり始めました。

湖畔に立つホテル風水で入浴します。間近に然別湖と天望山が眺められる露天風呂が絶品。ナトリウム-塩化物泉だそうです。加水加温循環濾過消毒すべてなしの源泉駆け流し。

ゆっくり時間をとって温泉を楽しんだら、次はお昼ご飯。鹿追町の「カントリーホーム風景」へ。

今回はそれぞれ異なるものを頼みました。風景セット(手前)と風景のスロウバーガー(奥)。写真に写っていないバターライスのオムライスも。

食後のコーヒーは自家製ようかん付き。今日もたくさんお客様とお話をすることができ、2011年の夏山シーズンを気持ちよく納めることができました。

2011-11-12

11.11.12 坊主山(790.6m)

下山後に温泉とお食事も楽しむ「低山クラブ」。第二回目は穂別にある展望の低山・坊主山です。





天候:快晴
気温:10.6℃
風速:S2.6m/s



参加者:3名様
ガイド:土栄



行程
09:10 登山口 発
10:26 坊主山 着

10:47 坊主山 発
10:58 山小屋坊主 着
11:47 登山口 着



所要時間:2時間37分
  登り:1時間16分
  下り:1時間00分
歩行距離:5.3km
累積標高:±300m
歩数:7533歩



山行の様子

快晴の登山口。ほとんど葉を落としているにもかかわらず、カラマツの黄色がよく映えています。暖かな日差しの下、出発。

キツい登りは一切無いのがこの山のいいところ。落ち葉の散歩道をカサコソ進めば、

やがて笹原に出て、緑の絨毯に浮かぶ坊主山山頂が見えてきます。

1時間ちょっとで楽々登れる山なのに、展望は抜群。360°ぐるりと見渡すことができます。

11月とは思えないほど暖かな山頂。座って景色を眺めるもよし、

体全体で秋の空気を受け止めるのもまたよし。

下山後は穂別の町中にある「Cafe木蓮」へ。全員一致してオムレツカレーを頼みました。とろけるチーズが入ったオムレツ、たっぷりの古代米、なみなみと注がれたカレー。一般的に想像するカレーとは異なりますが、とてもおいしくいただきました。

食後のコーヒーはそれぞれ違う器で出てくるのが面白いですね。カウンターにはたくさんのカップが並んでいて、毎日通っても全部の器を制覇するのは大変そうです。

お腹が満ち足りたら次は温泉。樹海温泉はくあで入浴します。カルシウム・ナトリウム塩化物泉だそうです。

あそこに見えているのは、さっき登った坊主山かな・・・?歩いて食べて浸かって。景色も楽しめた一日となりました。

2011-11-10

11.11.10 奥佐幌岳(1040m)

佐幌岳のすぐ隣にある1040mピーク。奥佐幌岳と呼び習わされているらしいその山は、一等三角点である佐幌岳に負けず劣らず展望が良いそうです。ツアーとしては初めて行ってきました。





天候:快晴
気温:3.2℃
風速:W9.1m/s



参加者:1名様
ガイド:土栄



行程
07:23 狩勝峠 発
08:49 桜山 着
09:50 佐幌岳 着
10:48 奥佐幌岳 着

お昼

11:18 奥佐幌岳 発
11:59 佐幌岳 着
12:45 桜山 着
13:53 狩勝峠 着



所要時間:6時間30分
  登り:3時間25分
  下り:2時間35分
歩行距離:13.2km
累積標高:±1017m
歩数:18562歩



山行の様子

快晴の狩勝峠。強風吹きすさび、陽光があっても震えるくらい寒いので、さっさと出発します。

佐幌岳の山頂直下までは同じルートをたどります。いつ登ってもたおやかな稜線が続くよい山です。

十勝平野は雲一つない空の下。

とりあえず佐幌岳山頂を踏んで一休み。景色を楽しんだら、いよいよ今日の本番が始まります。

緑の山小屋の近くにある分岐から進路を右に取り、目指すは正面のピーク。

最初こそ快適に歩けたものの、下りにかかると笹が濃くなります。まだカメラを構える余裕がある段階でこの状態。この後の登り返しでは、顔に被さってくる笹を両手でかき分けなければならないため、とても写真を撮ることはできませんでした。

それでも登りきればすっきりとした山頂が待っているのですから面白いものです。振り返れば佐幌岳が見えています。

前情報通り景色は抜群。西面を白く変えたトムラウシ山。

富良野岳からオプタテシケ山まで、十勝連峰もすっきりと。

せっかくなので360°パノラマ写真。あまりに気持ちの良い展望です。これで笹さえ繁茂していなければなあ。残雪季に来るのがいいんでしょうね。

2011-11-09

11.11.09 旭岳(2290.9m)

ロープウェイの夏期営業終了を明日に控え、夏山締めとして北海道最高峰・旭岳に登ってきました。





天候:晴れのちガス
気温:-7.8℃
風速:S1.9m/s



参加者:1名様
ガイド:土栄



行程
09:25 姿見駅 発
09:42 姿見の池 着
10:33 七合目 着
11:50 旭岳 着

お昼

12:10 旭岳 発
12:41 七合目 着
13:25 姿見駅 着



所要時間:4時間00分
  登り:2時間25分
  下り:1時間15分
歩行距離:6.0km
累積標高:±712m
歩数:8632歩



山行の様子

青空広がるロープウェイ山麓駅。ここまでお天気が良くなるなんて、嬉しい誤算です。

姿見駅を出ると、いつも通り旭岳がどーんと出迎えてくれます。山頂も見え隠れ。

十勝連峰も白い山並みを見せてくれましたし、

登るにつれてトムラウシもはっきりと姿を現してきます。

積雪はほんのさらっと積もっている程度。氷化していませんので、アイゼン不要。雪が深くないのでスノーシュー不要。ちょっと気をつければツボ足で問題なしという感じです。

吹きだまっている部分でも踝くらいの深さしかありません。冬山の気配を感じながら一歩一歩慎重に登っていきます。

7合目を越えたあたりで雲が多くなってきて、8合目ではすっかりガスに巻かれてしまいました。

8合目の先の斜面が凍っていたので、念のため軽アイゼンを装着。やはり安心感があります。

残念ながら完全ガスの中の旭岳山頂。

風も強くなく、気温もそれほど低くないので、お昼休憩がてらガスが晴れないかと待っていたのですが、そううまく行くものではありません。帰りは積雪の利点を活かしてサクサクと下りました。

2011-11-04

11.11.04 黄金山(739.1m)

山に登るだけでなく下山後に温泉とお食事も楽しもうという趣旨で、今シーズンから新しく始まった「低山クラブ」。中止続きでしたが、ここにきてようやく第一回開催の運びとなりました。普段は下山即帰宅の山楽舎ツアー。いったいどんな一日になるのでしょう?





天候:晴れ
気温:13.3℃
風速:W0.8m/s



参加者:3名様
ガイド:土栄



行程
08:20 登山口 発
08:47 分岐 着
10:13 黄金山 着

10:43 黄金山 発
11:47 分岐 着
12:18 登山口 着



所要時間:3時間58分
  登り:1時間53分
  下り:1時間35分
歩行距離:4.1km
累積標高:±603m
歩数:4850歩



山行の様子

いくら温泉とお食事が楽しみとはいえ、まずは山に登らなければ始まりません。目指すは増毛山塊の奇峰・黄金山。見る角度によっては、とても登れなさそうな山に映ります。とはいえ登山道は上手いことつけられています。まずは緩やかな林間を行きます。

ほどなく屹立する山頂部が見えてきて、登行欲が増す人もいれば、あきらめたくなる人もいたりして。

その先はとにかく急登。ぐんぐん標高を稼いでいきます。

そして気がつけば背後には日本海。晴れていれば青い海が本当に美しいところです。

山頂はこの通りの鋭さ。岩場を慎重に進みましょう。

山頂は一部が崩落していて、以前よりも狭くなっていました。これからも少しずつ崩れていきそうな感じです。もしかしたらいずれ山頂は立ち入り禁止になるかもしれませんね。

昼過ぎにあっという間に下山したら、そそくさと温泉へ。すぐ麓にある浜益温泉に立ち寄りました。ゆっくり1時間浸かったら、次はお食事。

滝川にある天然酵母のパン屋さん「パネトーネ」。店内も良い感じです。

4人そろって仲良くパンプレートセット+デザートを頼みました。飲み物はこれまた同じくみんなコーヒーで。パンがおいしいのはもちろん、大きなソーセージも美味でした。何種類かあるパンのうち、あんパンが一番おいしかったかなあ。

食後のコーヒーはとても重要な役割を担っています。これ次第ですべての評価が決まると言っても過言ではありません。適当なやっつけコーヒーではなく、とてもおいしいコーヒーでした。というわけで大満足のうちにお食事が終わったのでした。

いつもより長くお客様とお話ができますし、こういう催しもなかなかいいものです。次回の「低山クラブ」は11月12日坊主山と13日南ペトウトル山。今年の夏山締めでもありますし、盛大に楽しみたいところです。