2012-02-26

12.02.26 読図講座(中級)5:勇駒別

地形図と地形にどっぷりと浸かる読図講座(中級)実践編の2回目。今回は旭岳山麓の名もない三角点ピークを巡ります。





天候:曇りのち晴れ
気温:-3.0℃
風速:S1.0m/s



参加者:5名様
ガイド:土栄



行程
09:32 ガマ岩 発
11:42 勇駒別 着
12:19 お昼休憩点 着

お昼

12:47 お昼休憩点 発
14:37 ガマ岩 着



所要時間:5時間05分
  登り:2時間47分
  下り:1時間50分
歩行距離:5.4km
累積標高:±290m



山行の様子

ガマ岩駐車帯からスタート。まずは周囲の地形と地形図を見比べて現在地点を把握します。これはとっても大切なことなのです。

最初に現れる沢地形。これも地形図と見比べます。実際の地形が地形図でどのように表されるのか、何度も何度も照合しましょう。

練習問題:あらかじめ地形図上に打っておいた点Fに集合。それぞれ自由に歩いて、ここぞと思う場所で立ち止まってもらいました。みなさんとてもよくできていましたよ。

奥に見えるのが三角点・勇駒別。あとであそこまで登ります。

冬用の手袋をしたままコンパスを操るのはなかなか難しいもの。これも慣れあるのみ。

三角点・勇駒別まで標高差100mほどの登り。右にある尾根が徐々に近づいてきて、合流するのをしっかり確認してください。

三角点ピークに到着!空一面を雲が覆っていますが、雲底は高めでまずまずのお天気。荒れると落ち着いて読図に没頭できませんから、このくらいなら上出来です。

ピークからほんの数分後、みるみる雲が薄くなってきて、青空がのぞき、ついには白く輝く山並みまで。あれはトムラウシ、あれは十勝連峰、あれは小化雲・・・など、歓声が絶えません。

一番展望の良い場所まで移動してお昼休憩。旭岳がうっすらと見えていました。しっかりエネルギーを補給して脳に栄養を送ってください。帰りもまだまだ勉強しますよ。

とはいえ、勉強も大切ですが、雪を楽しむことも同じくらい大切なのです。斜面があったら駆け下りたくなりますし、転んでみたくもなります。

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