2012-04-30

12.04.30 ミステリーツアー

急激に進む雪解けのため、候補地がしぼられるなか、やはりシーズンの締めはここだろう!というわけでやって来た旭岳温泉。そして今日はボーナスツアー付き。




天候:晴れ後曇り後雨


参加者:5名様
ガイド:佐久間


行程
09:20 旭岳ビジターセンター 発
10:25 二見台 着
11:35 ワサビ山 着

12:20 ワサビ山 発
13:00 旭岳ビジターセンター 着


所要時間:3時間40分
歩行距離:5.1km
累積標高:±233m


山行の様子
午前9時20分。雲一つない空に期待が高まる。

一段登ると旭岳が勇姿を現す。

スキーコース脇の大木を目上げる。「何年行きているんだろうねぇ〜」

スキーコースを離れ森の中へ。木の間越しの旭岳を振り返る

通称「ワサビ山」山頂にてお昼。思い思いのひとときを過ごす。遠くに見えるのはポン化雲岳。

スノーシュー・ハイキングの白眉はやはりコレ。豪快な尻滑りを決める。

山を下りてやって来たのが、東川町郊外のキトウシ森林公園。満開のカタクリに思わずレンズを向ける

まさに春爛漫だ。

今回のツアーの締めは、4月25日にオープンしたばかりの「モンベルショップ大雪ひがしかわ店」。

大型連休とあってかなりの賑わいだ。オリジナルグッズを手に入れたお客さんも!

2012-04-29

12.04.29 雲を楽しむ講座 実地1

実地と座学を経て雲と天気の知識を深める「雲を楽しむ講座」。初回は朝からドンヨリとした雲が頭上をおおい、最高のコンディションだ。どんな天気変化が見られるのか、期待が高まる。



天候:曇り後雨



参加者:2名様
ガイド:佐久間



行程
09:50 望岳台 発
11:45 十勝岳避難小屋 着
12:20 十勝岳避難小屋 発
13:15 望岳台 着



所要時間:3時間25分
  登り:1時間55分
  下り:0時間55分


山行の様子

出発前に事務所の外で撮影した一枚。ドンヨリとした高層雲におおわれ、絶好の雲日和だ。

旭川を出発し、望岳台へ向かう途中に見上げる空。太陽に日傘がかかり、天気悪化の兆し。

望岳台着。上空には青空も見えているが、これから雲行きはどう変わるのだろう?

上空には巻雲が舞い、巻層雲が広がる。

富良野岳の上空には中層の雲も見られる。

中層雲の上には上層雲が見られる。

登るにつれて、中層雲が厚みを増し、雲の陰が濃くなる。

頭上をスッポリと雲に覆われた富良野岳。

避難小屋でお昼を食べて出て来てみると、いまにも泣き出しそうな空模様になっていた。

望岳台までもう一息というところでついに雨が降って来た。写真左下のボ〜ッと煙っている部分は雨脚だ。「雲を楽しむ講座」は初回から"素晴らしい天候"に恵まれた。

2012-04-27

12.04.27 トワイライトハイク・三段山

今まで暗闇の中を歩くナイトハイクは何度か行ってきましたが、夕陽を浴びながら歩くトワイライトハイクは初めての試みです。ちゃんと晴れてくれるのか、ちょうど夕陽の時間帯に合わせられるのか、難しい点は多々ありそうですが・・・





天候:快晴
気温:12.5℃
風速:W0.4m/s



参加者:3名様
ガイド:土栄



行程
14:00 吹上温泉 発
14:56 1314m 着
16:32 三段山 着

17:02 三段山 発
17:59 1314m 着
18:33 吹上温泉 着



所要時間:4時間33分
  登り:2時間32分
  下り:1時間31分
歩行距離:6.3km
累積標高:±738m



山行の様子

とりあえずお天気はばっちり。これ以上ない快晴の空の下、てくてくと三段山山頂に到着。16時30分。これから17時まで休憩して下りにかかります。「市民薄明」となる18時30分~19時00分ころの下山完了を目指します。吹上温泉を14時に出発する私達は訝しげな目で見られたりもしましたが、それは計算通りなのです。

山頂での30分は周囲の景色を見ているとあっという間に過ぎて行きました。光の当たり方がいつもと違うので、見慣れた山々がとても新鮮に感じられます。こちらは十勝岳。

しかも雪の残り方が絶妙で、ひどく格好良く見えるのです。こちらは富良野岳。

17時下山開始。いつもは賑わう三段山ですが、平日のこんな時刻には誰もいません。私達だけの独占です。

振り返る十勝岳。さきほどまでは一片足りとも見当たらなかった雲がわずかに湧いてきました。この雲が焼けたらきれいでしょうね。

左手には富良野岳。こちらにも雲。これは期待しても良いのでしょうか・・・。

どんどん高度を落とす太陽。ダケカンバを影絵と変えていました。

遠く旭岳がうっすらと桃色に染まっています。

もうすぐ吹上温泉というところで、ちょうど太陽が地平線に沈みかけていきます。素晴らしいタイミング!そして夕陽に焼ける雪面!

春の太陽はちょうど暑寒別岳に向けて沈んでいきました。この夕陽が見たくて企画したトワイライトハイク。第一回目は大成功となりました。

2012-04-22

12.04.22 十勝連峰・旭岳

一般的に「旭岳」という名前を聞くと、表大雪の盟主であり北海道最高峰ともなっている標高2290.9mの山を思い浮かべます。でも、すぐ近くの十勝連峰にもうひとつ同名の山があるのです。標高1334.8mとそう高い山ではありませんが、山頂からの展望は旭岳に負けず劣らず素晴らしいのです。山楽舎ツアー初登場。





天候:快晴
気温:8.7℃
風速:S7.8m/s



参加者:6名様
ガイド:土栄



行程
06:36 秋雲橋 発
08:16 733m 着
09:35 1067m 着
10:29 旭岳 着

お昼

11:16 旭岳 発
12:24 733m 着
13:50 秋雲橋 着



所要時間:7時間14分
  登り:3時間53分
  下り:2時間34分
歩行距離:12.4km
累積標高:±846m



山行の様子

昨日に続き快晴の空。先週同様週末に晴れてくれるのはありがたいことです。

雪の林道をてくてくと2時間弱。目指す旭岳が初めて目に入ったら、ようやく尾根への取り付き。

すぐに樹林帯が終わってハイマツが優先するようになります。待ち受ける急登を目にして意気消沈するかと思いきや、

前富良野岳が間近にそそり立ち、登行欲をかき立ててくれます。

二・三度の急登を終えるとお待ちかねの山頂は目前。

背後には夕張山地が連なっています。

三等三角点発見。その脇で絶景のお昼休憩。

この角度からの十勝連峰の眺めはあまりお目にかかったことがありません。富良野岳の見慣れた姿はどこへやら。全く異なる山に見えます。

1時間近く休憩しましたが、それでも名残惜しい一同。この景色をもう一度目に焼き付けて下山にかかります。

最初から最後まですっきりと晴れ渡り最高の日曜日でした。

2012-04-15

12.04.15 安足山

愛山渓温泉の近くに位置する安足山は知る人ぞ知る一等三角点。ということは展望が期待できるということでしょうか?ツアー初登場です。





天候:快晴
気温:11.6℃
風速:SW1.9m/s



参加者:6名様
ガイド:土栄



行程
08:49 林道入口 発
11:31 展望台 着

お昼

12:00 展望台 発
12:44 安足山 着
15:49 林道入口 着



所要時間:7時間00分
歩行距離:11.9km
累積標高:±649m



山行の様子

今日は「地形図Day」ということで、皆さんと一緒に地形図を楽しみながら登っていきます。

前半は林道をてくてく。昨日に続き今日も最高のお天気となりました。

林道を外れると急登が待っています。苦しい登りですが、頑張れば頑張るだけ景色が見えてきますよ。

登りきるとこの絶景。天塩岳を中心に白く雪を被った山々が広がっています。

今日一番の絶景地点。通称・展望台に到着しました。山頂はまだですが、あまりの景色の良さにここでお昼休憩をとることに。凌雲岳・愛別岳・比布岳・安足間岳・熊ヶ岳・旭岳が並んで間近。あるお客様がこの展望台を命名して曰く、「肩の樹」。どことなくきれいな響きなので、個人的に採用させていただきます。

一方、安足山山頂からはまったく遠望が効きません。明るく気持ちの良い林に囲まれています。倒木の根に乗って記念撮影。

下山はルートを変えて。春の雪は尻滑りにはもってこいです。

進む先に天塩岳。さきほどとは違う角度から見ると山の感じも変わるもの。

そして再び表大雪。手前の木々がもう少し低ければ・・・

下界に飛び込むように下って行きましょう。