2013-12-28

13.12.28 三段山

今年最後の登り納めは三段山。





天候:曇り時々晴れ
気温:-10.9℃
風速:N1.9m/s



参加者:2名様
ガイド:土栄



行程
09:53 吹上温泉 発
10:26 一段目 着
11:18 二段目 着

11:28 二段目 発
12:49 吹上温泉 着



所要時間:2時間56分
  登り:1時間25分
  下り:1時間21分
歩行距離:3.4km
累積標高:±341m



山行の様子

先行者がつけてくれた足跡をたどってスタート。さすがは三段山。いつも通りのにぎわいです。

向かう方向は薄い雲がかかっていますが、背後から青空が広がってきました。

重そうな雪をまとったエゾマツたち。

それに対して、薄いレースを纏ったかのように見えるダケカンバ。

振り返るとエゾマツとダケカンバが一緒に。

美瑛・旭川方面。このまま青空が広がってきてくれることを期待しましょう。

荒々しい前十勝を望みながら登ります。

樹林限界を越えると突然視界が開けます。三段山山頂は見えているかな?お客様のご要望でここで引き返すことに。

それにしても新雪のエゾマツの美しさといったら!

雪の量は少なく、まだ落ち着いてもいませんが、適度な傾斜があれば尻滑りしたくなるのが人の性。滑り具合はいかが?

2013-12-27

13.12.27 旭岳

中二日あけて再び旭岳山頂をめざします。





天候:曇り時々晴れ
気温:-6.0℃
風速:S10.0m/s



参加者:2名様
ガイド:土栄



行程
10:06 姿見駅 発
10:40 石室 着

11:09 石室 発
12:36 8合目 着
13:53 姿見駅 着



所要時間:3時間47分
歩行距離:4.1km
累積標高:±471m



山行の様子

完全なホワイトアウトの中、コンパス頼りになんとか姿見の池に到着。

あまりに視界が悪いので、旭岳は諦めることにしました。時間ができたので、石室に入って休憩することに。

雪を伝って二階から入って、ハシゴを使って一階に下ります。暖かいお茶を飲んだりお話を楽しんでいると、窓から陽光が射してきました。

慌てて外に出ると、さっきまでのガスはどこへやら。眼前に旭岳が現れているではありませんか!

青空も出て太陽の光も当たります。

せっかくなので、時間の許す限り登ることにしました。

雪面はほどよく締まり、スノーシューの爪がキュッキュと効きます。

遠くトムラウシ山も見えてきました。

やってきた八合目。風が強くなってきて再びガスに包まれました。残念ながら今日はここまでということに。

六合目から下は雲の下。もう一度青空を楽しみながらのんびり帰りましょう。

2013-12-24

13.12.24 旭岳

今シーズン最初のスノーシューツアーは、お馴染みの我らが旭岳。北海道最高峰の山頂をめざします。





天候:曇り一時吹雪
気温:-16.3℃
風速:NE7.5m/s



参加者:1名様
ガイド:土栄



行程
09:40 姿見駅 発
10:33 6合目上 着
11:08 8合目 着
11:55 旭岳 着

12:03 旭岳 発
12:49 6合目上 着
13:16 姿見駅 着



所要時間:3時間36分
  登り:2時間15分
  下り:1時間07分
歩行距離:5.4km
累積標高:±694m



山行の様子

ロープウェイ姿見駅を出ると、いつもの場所にいつもの山容。思ったよりもお天気が良かったのは幸いです。

とはいえ、振り返るとどんよりとした雲が広がっています。

太陽もそろそろ隠れそうな雰囲気。

案の定、姿見の池を越えたあたりで山頂が隠れてしまいました。

その後は雲がどんどん濃くなる一方。お情けで一瞬だけ青空と山頂が拝めましたが。

八合目で再びお隠れに。

金庫岩付近では視界が効かなくなってきました。

山頂到着。猛吹雪で視界ゼロ。この写真を一枚だけ撮って早々に退散せざるをえませんでした。

姿見の池まで降りてきておぼろな太陽と再開。

暖かい駅舎に逃げ込みましょう。

2013-11-02

13.11.02 仁頃山

北見市民にこよなく愛される仁頃山。1000m以下の低山ですが、長短7つの登山道を持ち、変化に富んだ山歩きを楽しめます。山楽舎ツアー初登場。






天候:晴れ
気温:8.6℃
風速:SE1.4m/s



参加者:2名様
ガイド:土栄



行程
09:17 管理車道登山口 発
10:27 569m 着
11:17 仁頃山 着

11:57 仁頃山 発
12:41 5合目分岐 着
13:48 管理車道登山口 着



所要時間:4時間31分
  登り:2時間00分
  下り:1時間51分
歩行距離:8.3km
累積標高:±627m



山行の様子

先頃の寒気もゆるみ、小春日和となった週末。登山口にはたくさんの車が集まってきていました。地元・北見ナンバーばかりです。

たくさんある登山道から奧新道を選択。乾いた落ち葉を踏みしめながら緩やかに登っていきます。

足下にはどことなく落ち着いた色の紅葉。

見上げると陽光を透かしてきらめく紅葉。

やがてダケカンバの向こうに大きな鉄塔が見えてきます。あのあたりが山頂です。

要所に標識・案内板・ベンチ・テーブルなどが設置され、いかに多くの市民が訪れるか実感させられます。

山頂直下は葉を落としたダケカンバと林床の笹。一面白と緑に覆い尽くされています。

終始歩きやすい登山道をたどって山頂に到着。さきほど遠くに見えた鉄塔です。

山頂からの展望は一見の価値あり。この日は阿寒とクマネシリの山々が目立っていました。期待していた知床方面は霞んで判然とせず。

下りは管理車道から東新道へ。時計回りにぐるり一周することになります。低山ながらもたくさんの登山道が開かれているあたり、地域に愛されている山ならではですね。



今日のパノラマ

仁頃山山頂から南方面。斜里・阿寒を中心に。知床は霞んで見えませんでした。

2013-10-26

13.10.26 黒松内岳

旭川から片道300km以上、高速道路利用でも4時間以上費やしてようやくたどりつく遠方の山、黒松内岳。そこまでしても行ってみたい、道北民憧れのブナの山です。





天候:曇り
気温:9.8℃
風速:S0.4m/s



参加者:3名様
ガイド:土栄



行程
09:00 登山口 発
09:55 6合目 着
10:45 黒松内岳 着

11:04 黒松内岳 発
12:31 登山口 着


所要時間:3時間31分
  登り:1時間45分
  下り:1時間27分
歩行距離:4.5km
累積標高:±578m



山行の様子

登ってすぐに目立つのはブナ。大雪山付近では目にすることのない木肌を愛で、

黄色の落ち葉を愛で、

苔の上の実を愛で、

そうこうしているうちに6合目を越え、高木がなくなり、目指す山頂が眼前に迫ります。

ここから先は距離は短いもののなかなかの急登です。

設置されたロープも使い、登りきったところに待っているのは、可愛い帽子を被った山頂標識。このタイプのものは今まで見たことがありません。

曇天ではありますが、それなりに景色を見せてもらいました。左手に日本海、右手に内浦湾。道南の一番くびれているあたりですね。

急斜面は下りのほうがより大変なもの。ロープに感謝しつつ慎重に足を進めます。

3合目から1合目の間に迂回路なる枝道がつけられているので、下りはこちらを選択。

渋い紅葉を楽しみつつゆるりと歩くことができます。



今日のパノラマ

黒松内岳山頂から内浦湾方面。

黒松内岳山頂から日本海方面。