2013-07-02

13.07.02 小泉岳

毎年恒例の小泉岳フラワートレッキング。例年七月上旬に見頃になるホソバウルップソウやチョウノスケソウを狙って日程を設定しいるのだが、先月下旬にようすを見に行き、すでに開花が進んでいるのにビックリ!急遽日程を変更して前倒しでの催行となった。





天候:晴れのち雷雨



参加者:2名様
ガイド:佐久間



行程
06:05 銀泉台 発
07:00 見晴し台 着
07:45 コマクサ平 着
09:20 赤岳 着
10:30 小泉平 着

11:30 小泉平 発
12:30 コマクサ平 着
14:05 銀線台 着



所要時間:8時間00分
  登り:4時間25分
  下り:2時間35分
歩行距離:10.6km
累積標高:±792m


山行の様子
銀泉台の登山事務所で登山届けを記入し、大雪山観光道路の残滓を歩きはじめるとすぐに残雪が現れる。ところが、登山口から尾根に取り付いたとたんに、目の前に開花したヒメイソツツジの群落が!

第一花園手前からは大規模な雪田になっており、ストックのキャップを外して、滑落に注意しながら登る。

吹き溜まりの残雪量は非常に多いが、風衝地での植物の開花は例年より2週間ほど早く、コマクサ平ではすでにキバナシオガマが咲いている。

コマクサに至っては、七月上旬ですでに開花のピークを迎えている。

第三雪渓は全面が雪に埋まっており、夏道は見えない。

こちらは北海道固有種のジンヨウキスミレ(腎葉黄菫)。第三雪渓上にひっそりと咲いていた。

赤岳山頂からは、雲が多いながらも、旭岳方面がしっかり見えていた。

赤岳から小泉平にかけての風衝地には、お目当てのホソバウルップソウがご覧のとおりに。

そして真打ち登場!雲に煙るトムラウシをバックに咲くチョウノスケソウ。今が花盛りだ。

帰りは雪渓を快適に下って銀泉台へ。登山口到着と同時に大粒の雨と雷鳴が轟くが、なんとか濡れずに下山できた。

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